中国製ステンレス

こんばんは、ばたすけです。

報道ステーションで「中国のステンレス製造の実態を追う」という特集をやっていました。
ステンレスに限らず、金属の生産量が急激に延びているという話があり、ステンレス製造の原料となるスクラップを日本で購入したり、中国のステンレス長者や、最新のステンレス製造工場が紹介されたりといった内容だったのですが‥‥
町工場で国際規格に合致しない粗悪なステンレスが製造されている話があり、その次に中国で大量生産されたステンレスが国際市場に流出すると金属価格が下落して市場が混乱するというチャイナショックが懸念されているという話で特集は終わりました。

さて‥‥
私自身は、自分に理解力が無いとは思わないのですが、この特集は何が言いたいんですかね?
構成が悪くて言いたいことが判りませんでした。

番組を見ていた人は解ると思いますが、この放送内容だと「チャイナショックが懸念されている」ということと「中国製ステンレスには粗悪な品もある」ということが結び付かないんですよ。
ステンレスに関係する話をとにかくまとめただけで主張が無いとでも言えば良いのでしょうか。
言いたいことがあるなら、要点を簡潔に、かつ明瞭に述べて欲しいものです。

最近、報道の質が下がっているように思われてなりません。
なんとかならんのでしょうか。

とは言え‥‥
逆に考えると「事実を述べるだけで主張が無い」というのは正しい報道の姿なのかもしれませんね。
となると、番組を見てどう判断するかは受け手側に任されている訳ですから、解釈も自分でしないといけないってことになります。
なので、私は「中国製の金属が広く国際市場に出回っても、品質が良くないことがハッキリすれば売れなくなるので、市場の混乱は一時的なもので終わる」と解釈することにしました。

間違ってますかね??