アルカーイダテロ説

こんばんは、ばたすけです。

農薬入り餃子事件ですが‥‥

そもそも「原材料の野菜に使用された農薬が原因」とするには、餃子に使用されている野菜の量など数グラム程度ですし、その野菜に使われた農薬と言えば考えるまでもなく「内臓障害を起こす程の濃度になるとは考え難い」ですよね。
それなのに中国での農薬使用実態なんかを取り上げたりして、マスコミはピントのズレた話で何を大騒ぎしているんだと思っていたのですが、週が明けた今日の報道は少し落ち着いてきましたね。
「原材料の野菜に使用された農薬が原因とは考え難いですね」という専門家のコメントなんかも放送されてますし。
毎度毎度のことですが、マスコミの煽動放送に乗っかって大騒ぎするのは止めた方が良いですよね。
視聴者も情報を取捨選択しないといけませんよ。

さてさて、そのマスコミですが、「原材料原因説」で一通り煽り終わったので、次は「労働者注入説」をまことしやかに囁き始めていますね。
曰く「中国の労働者と使役者との対立が原因で、労働者が嫌がらせとして食品に毒物を混入することがままる」

まぁ、真実のほどは判りませんが、もしそういうことが日常的に行われているとしたら、今度こそ本当に中国産の加工食品は購入できまなくなりますよね。
全体からランダムに選んで検品するというサンプル検査の方法では、数個の商品にだけ仕込まれた毒物を検知するなんてことはできませんから、対処のしようがないですよ。
餃子を全品検査する訳にいきませんからねぇ。
そうなると「毒入り(かもしれない)加工食品でロシアンルーレットをやろうとは思わない」人は高かろうがなんだろうが、国産品を買わざるおえないんじゃないでしょうか。
ま、選択の自由は消費者にありますので、「何万分の1の確立なら、俺は絶対に当たらないぜ」という自信があれば中国産を買い続けるのも良いかもしれません。
可能な限り、私は危険は避けたいと思いますけどね。

まぁ、工場の労働者が混入したにしろ、流通経路で混入したにしろ、原因の特定が難しそうな状況であることに変わりはないですね。
ネタが尽きたら「実はアルカーイダのテロだった」とかマスコミは言い出すんじゃないでしょうか(^_^;)

しかし、毎度のことながらマスコミの報道には作為的な情報操作があるように思われてなりません。
「こいつが犯人だ」「これが事件の真相だ」と、そういう風に世論を誘導しているように感じるんですよね。
また「サリンおじさん」のようなことにならなければ良いのですが‥‥