身内贔屓というレベルではない

こんにちは、ばたすけです。

大阪ひき逃げ事件の吉田容疑者について、容疑者の祖母がインタビューされて‥‥
「気が動転して逃げただけだと思う」
‥‥と言っていました。

私には子供さえいないので、「孫可愛さ」ってのはよく解らないです。
あと、人をひいた事もないので、そうなった時に自分がどう行動するかも判りません。

とは言え、想像力を働かせてみると
「ひいてしまって気が動転して逃げる」
ことは(あってはいけないのですが、人間は判断を誤ることもありますので)あるかもしれませんが、
その後に
「車を放置し、夜逃げ同然にアパートを引き払い、仕事を辞めて行方をくらまし、ホストとして何事もなかったかのように暮らす」
のは
「気が動転していてやってしまった」
ことではないですよね。

容疑者の祖父も
「気が弱いので、怖くて仕方が無かったんだろう」
とか言っていますが、そういう問題ではないですよね。

身内贔屓にしても、ちょっと度が過ぎる発言なように思います。

こういうのを見てしまうと
「こうやって異常に甘やかして育てるから、自己抑制ができず、倫理観念に欠けるお子様が世に出てしまうんだよね」
という風に見てしまいますよね。
こういうことを言ってしまうと、世間の風当たりもより強く冷たくなると思うのですが、そういう点に考えは及ばないのでしょうか。

個人的には、成人して世に出ている人間の犯罪に関して、その家族を大々的に取り上げるのはどうかと思うのですが、それでもこういう異常な事件だと「どういう環境で育ったのか」は気になります。
まぁ、報道内容を見ている限りでは、吉田容疑者自身に「悪いことをしたという意識がない」ようですから、「この身内にしてこの人あり」ってことで妙に納得してしまいました。