京品ホテルの強制執行

おはようございます、ばたすけです。

経営者による廃業の決定と従業員の解雇は無効だと訴えて、元従業員が自主営業を続けていた京品ホテルですが、不法占拠ということで、強制執行(元従業員の退去と建物の差し押さえ)がおこなわれましたね。

そうなんです『不法占拠』なんですよ。

少なくとも、ニュースを見ているだけの私からすると、元従業員の皆さんの言っていることとやっていることは「理屈が通らないただの感情論」にしか見えません。
法治国家である日本においては感情論よりも法律が優先される訳ですから、どんなに感情に訴えてもどうにもなりません。
何かを訴えるのであれば、合法的にやってもらいたいものだと思います。

存続云々と言っていますが、スポンサーを募るとか、自分達で資金を集めるとかして、事業を継承するための努力はしたのでしょうか。
ホテルを買い取る、もしくは現所有者から借り受けるなどの合法的な手段を採らない限りはどうしようもないのですが。

どうも最近、理屈に通らないことを大声で主張する人が多いような気がします。
ルールがなければ社会の秩序は保たれないのであって、何かやるのであればルールに則らなければ、それはただの犯罪行為になってしまいます。
これでは共感もできないし、支持もできないですよ。

それに、今回の強制執行に際しても連合の街宣車などがやって来ていたようですが、そういった特定の活動団体が何をしてくれるというのでしょうね。
ホテルを買ったファンドのことをハゲタカ呼ばわりしていますが、「応援」のふりをして自分たちの宣伝活動に利用しようと寄ってくる活動団体も「ハゲタカ」でしかないですよ。
支援者と言うのであれば、本当に問題を解決する方法や手段を提供、提案すべきでしょう。
そうでないのであれば、そういう者の参画を許してはいけないです。

こういうニュースを見るといつも思うことですが、もっと勉強して、賢くやらないといけないですよ。