アット東京売却

こんにちは、ばたすけです。

パワードコム社員としては色々と思うところがありますが‥‥

東京電力がアット東京をセコムに500億円で売却するとのことです。
原発事故の賠償費用捻出のために進めている、有価証券や子会社、不動産の売却の一環らしいのですが‥‥

アホですか?

年間250億円の売上のある事業を500億円で売却してどうするんですか?
それこそ、

「今日2万円もらって終了」と「毎月1万円もらえる」のとどちらを選ぶか?

という問題じゃないですか。
今後何年、何十年という賠償費用をどこからどうやって捻出していくつもりなのかという計画性がまったく感じられません。
厚生労働省

「批判されたから、10億円かけて建てた保養所を速攻で1000円で売り払いました」

というのとレベルが同じじゃないですか。
東電の経営陣は何を考えているのでしょうか。

アット東京が大赤字とかいうのであれば、売却して現金にしてしまうというのも判らなくはないですが、アット東京は儲かっていますからね。
もしくは、儲かっていると言っても、赤字ではないというだけなのか??
だとすると、「グループ企業だと、電気料金を特別割引でタダ同然(パワードコム光ファイバーと電柱の利用料はそうだった)で提供しなければならない」ので、ここは他社に売却して普通に電気代を徴収した方が儲かるという考えなのか?

何にしても、どういう経緯でそういう結論に達したのかを知りたいところです。
これが

「賠償費用が足りなければ、電気代を値上げすれば良いだけだ」

という発想であるなら、冗談ではないですからね。

まぁ、原発事故以前から、パワードコムKDDIへの売却や、光ファイバー事業のKDDIへの売却など、何をするにしてもなんの説明もない会社ですから、そんなことを公表するとも思えませんが。