ハイスクール・フリート 完

こんにちは、ばたすけです。

ハイスクール・フリートの放送が最終回を迎えました。

横須賀に戻って全員が下船してから晴風が沈むという最後は終わらせ方としては良かったです。
ただ、色々と残念なアニメでした。
この最後の艦尾を持ち上げて艦首から沈むシーンにしても「浸水してたのはどちらかと言えば艦尾じゃなかったっけ?」と思ったり。
武蔵にぶつけたからガタガタなんですよということなら、もう少し船体にガタガタ感を出して欲しかったです。
CGの制約か何か判りませんが、最初から船体へのダメージの表現があまりうまく出来ていない印象でした。

しかし、この作品の最大の問題はそこではなくて人数ですね。
駆逐艦を運行させるんだから、ある程度の人数が必要になるのは仕方が無いですが、やはりちょっとキャラクターが多過ぎたように思います。
どうもこう、個々のキャラが薄いというか、ココちゃんの一人芝居以外はあんまり印象に残っていないんですよ。

折角、高温高圧缶が扱い辛いとか、掃海具で潜水艦のスクリューを引っ掛けるとか、赤道祭やったりとか、パラシュートで艦の向きを変えたりとかいった小技を入れ込んでいるんだから、もう少し細かい所に気を配るともっと良い作品になったんじゃないかと思います。
特に、対武蔵戦は話数の問題なのか、最終回にありがちなワーッと寄ってたかってガチャガチャっと雑に解決に持って行くといった感じがアリアリで、残念感の塊りでした。
あと、距離感が完全におかしかったですし。

全12話じゃなくて、全24話にしてキャラクターを深掘りしつつ、戦闘シーンをもっとジックリ描いていれば良い作品になったんじゃないかと思います。
ということで、もう少し頑張りましょうといった感じでした。

今回の春アニメはなんだかんだで私的に一番面白かったのは冬アニメから引き続きの虹色デイズだったりします。
その虹色デイズも終わってしまったので、次はアクティブレイドの第二期を楽しみにしています。
どうもこう、あまり世間的に評判がイマイチな作品に目が行ってしまう傾向があるみたいです、ハイ。